彼女は「昼下がりの情事」の撮影中に、このホテルの301号室のスイートルームに宿泊していた。7年前、私はこのホテルを訪れ、宿泊名簿を見せてもらったりして、オードリ−が泊まった事実を突き止めた。
それから数年経って「オードリ−のように英語を話したい!」(ジャパンタイムズ)を出版した私は、もう一度、このホテルに滞在している。301号室は、そのまま残っており、内装もそのままだが、1956年当時を知る人はひとりも見当たらなかった。7年前に、親切丁寧に対応してくれた美しいキャサリーンも、ずっと前に辞めたという。
偶然とはいえ、与えられた部屋は同じ三階の316号室で、301号室とはエレベーターを挟んで反対側。それでも、出かける度に、オードリ−のスイートのドアを見ることになって、いやでも彼女の面影をしのぶことになった。
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オードリ−のスイートそのものについては、もう少し取材したので、お知らせします。
取り急ぎ、